伊香保温泉（Ikaho Spa）

施設名	処々や
場　所	群馬県渋川市伊香保町
源泉名	総合湯（混合泉）
泉　質	ｶﾙｼｳﾑ･ﾅﾄﾘｳﾑ-硫酸塩･炭酸水素塩･塩化物泉
温　度	41.6℃	ｐH	6.3	溶存成分総計	1,390mg/kg
		(Ca 138mg, Fe(2) 7.34mg, Na 115mg, Mg 30.8mg, SO4 313mg, HCO3 278mg, Cl 127mg)
お湯の様子	オレンジ色褐色濁り、ぬるめ、金気臭＋芒硝臭、かけ流し
料　金	500円	営業時間		昼前〜

伊香保温泉の石段街上部に位置するたこ焼き屋（お食事処）。奥に浴室があり、日帰り入浴も受け付けてくれる。入り口から入って左の奥に男女別の内湯があるが、奥の湯口投入ポイントで行き来できるしくみになっているため、貸切で利用することが多いらしい。奥の脱衣所が内鍵ができるようになっている。 　奥の浴室（左写真）は小さめの３人サイズ。手前の浴室（下写真）は大きめの６人サイズだ。浴槽の一番奥が通り抜けられるだけのスペースがあり、そこに滝のように打たせ湯状態で源泉を投入している。奥と手前を行き来するにはこの滝の中を進んでいく。源泉が温めのため通るのは全然問題ない。今回はここを２〜３度行き来して両方の浴槽を味わわせてもらった。滝を浴びながら突き進むのは結構楽しい。お湯が最初から茶褐色に濁っているため、浴槽の底があまりよく見えない。浴槽の底が縁沿いに１段足場があるのだが踏み外しそうになるので最初は気をつける必要がある。さて、最初に茶褐色濁りだったものが入浴しているうちに美しいオレンジ色に変わっていく（下写真参照）のがわかる。うっとりするような芒硝系金気臭が鼻の奥をグイグイと刺激してくる。温めのお湯も気持ち良い。意外と深い浴槽でアゴまでお湯にとっぷりと浸かり、溢れるお湯の排水が追いつかないためにたふたふになってる様子をぼんやり眺めながらしばし至福の時を過ごした。伊香保って素敵だなぁ。何で以前ここに立ち寄れなかったんだろう。 　他にもたくさんの宿泊施設や日帰り入浴施設がある伊香保温泉。またいつの日か来てこのお湯を贅沢に味わってみたい。 H22/11/3

　　
　　
こちら手前の浴室。最初は茶褐色濁り色。　　かき混ぜるとあっという間にオレンジ色です。この違いわかります？　　　　湯口投入ルーム。ここを抜けてとなりの浴室に移動できます。