蔵王温泉(Zao Spa)   


施設名 下湯共同浴場
場 所 山形県山形市蔵王温泉
源泉名 近江屋3号源泉
泉 質

酸性含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
(含硫化水素強酸性緑礬明礬泉)

温 度 48.1℃ pH 1.5 溶存成分総計 3,487mg/kg
(Al 279.9mg, Fe(2)68.5mg, Cl 808.8mg, HSO4 2833mg, SO4 1886mg, H2S 10.3mg)
お湯の様子 無色透明,白い湯花,硫黄臭,酸味,やわらかめ,熱め,かけ流し
料 金 200円 営業時間 6:00〜22:00 (無休)
観光客が少ない期間は番台制。他は料金箱式。

 山形市蔵王温泉街にある3つの共同浴場のうちの一つ。 以前は別の場所にあったらしいが平成になってから新しい場所に移転してきた。施設は一番新しいが,やはり蔵王のお湯。あっという間に浴槽や浴室が鍛え上げられ鄙びムードが上湯に追いついてしまった。 湯小屋の外には源泉を堪能できるスペースもある。

 湯小屋の中に入ると内湯が1つあり,上湯よりも小さめの浴室で,浴槽の横スペースがやや狭い。上湯と同じ近江屋3号源泉で,源泉湧出場所から遠い分,フレッシュさは上湯にかなわない。 湯小屋を支えている柱の一つから源泉が注がれるという一見変わった湯口が特徴。お湯は無色透明の酸っぱい硫黄臭があるお湯で,体に絡みついてくるような感じがするお湯。浴槽の周りのスペースが狭いため,大量人数が来ると身動きが取れなくなる。ここが一番混む共同浴場。個人的には初蔵王(平成2年)の際の湯小屋なので気に入っているが,やはり川原湯の雰囲気に飲み込まれ,現在は川原湯フリークである。 

 H18/1/28再訪



狭めの浴室,広めの浴槽,いつも混んでいる。  柱から注がれる湯口。初めての人はびっくり。