蔵王温泉(Zao Spa   


施設名 すのこの湯 かわらや

 

場 所 山形県山形市蔵王温泉
源泉名 川原屋源泉
泉 質 酸性含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
(含硫化水素強酸性緑礬明礬泉)
温 度 48.1℃ pH 1.7 溶存成分総計 3,970mg/kg

(Al 172mg, Fe(2)28mg, Cl 447mg, HSO4 1100mg, SO4 1492mg, H2S 10.1mg)

お湯の様子 無色透明,硫黄臭,酸味,やわらかめ,あつめ,足下自噴,かけ流し
料 金 450円 営業時間 9:00〜20:00(夏期は20:30まで)

 山形市蔵王温泉街にある旅館で,川原湯共同浴場のすぐ隣にある。以前あった旅館は火災のため焼失し、その数年後に今のかわらやとしてリニューアルオープンした。リニューアルしてから1度行ったことはあったのだが、記事を書くのを忘れていたため、今回新アップとなった。再建当初は、日帰り休憩のみの営業だったが、現在は少ないながらも宿泊を受け入れている。

 右奥へ下っていった先に男女別の浴室があり、それぞれ小さい内湯が1つずつ有るだけのシンプルな造りになっている。浴室は木造で、蔵王のお湯に耐えられるような設計になっている。浴槽はすのこ敷きになっており、火災以前の浴室と全く同じ造りだ。すのこの底から源泉がコンコンと湧きだしていて、やや熱めのセッティングになっている。この日のお湯の色は無色透明で、やや熱めの入りやすいコンディションだった。硫黄臭と明礬臭が絡んだような蔵王独特の香りに包まれて、しばし夢のような時間を過ごすことができた。温泉仲間がいつもこの宿で忘年会を開いているのだが、なぜかいつも予定が合わず参加できていない。いつの日か、この宿で心ゆくまで酒を酌み交わしてお湯に浸かってみたい。

H29/4/17



年月とともに、もともような浴室へと変化してきました。かわらやらしい木造の落ち着いた浴室です。これ以上何もいらないって感じでしょうか。


奥にあるシャワー室。川原湯共同浴場との違いはこのシャワー室ですね。  天井も素敵です。