蔵王温泉(Zao Spa   


施設名 蔵王センタープラザゆ〜湯
場 所 山形県山形市蔵王温泉
源泉名 上の川源泉
泉 質

酸性含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
(含硫化水素強酸性緑礬明礬泉)

温 度 64.1℃ pH 1.5 溶存成分総計 1,385mg/kg

お湯の様子 無色透明,硫黄臭 +明礬臭,酸味,やわらかめ,やや熱め,かけ流し
料 金 600円 営業時間 6:00〜21:30

 蔵王温泉メインストリートにある蔵王センタープラザ。その中にある日帰り温泉施設がゆ〜湯だ。駐車場は裏手にあるので、車で来た際は、一旦裏手に回り込む必要がある。歩いてきた場合はそのままテラス風のスペースをぬけていくと入れる。入り口は自動券売機があって、そこでカードを購入し、そのカードを入れて自動改札のように浴室へ進むシステム。立派なテレホンカードサイズの入浴券が手元に入るのだが、数秒も経たないうちに機械の中に吸い込まれていく仕組み。

 内湯は広めで、手前の木箱からお湯が注がれ、奥にあるかけ流しスポットにお湯が溢れていく仕組みになっている。早朝の利用だったため、誰一人お客さんがおらず、この広い内湯と奥にある露天風呂を30分近く独り占めすることになった。まずは内湯に入ってみた。湯温はやや温めで40℃程度。お湯の投入量が少ないため若干劣化しているのかうっすら白濁していた。蔵王特有の明礬臭+硫黄臭がしっかりするお湯で、やさしく体を包み込んでくれた。朝一番に浸かるお湯としては、ビリッとさし込んでくるお湯よりもこういうやわらかめのお湯が良い。この後露天風呂にも行ったが、露天風呂はビリッと熱めだったのでちょっとだけ浸かってすぐに内湯へ戻った。最近自分は温湯が好きになっているのだなぁ、と改めて実感した1湯だった。

 それにしても不気味なほど静まりかえった施設だった。受け付けも浴室も誰もおらず…、結局センタープラザ内で、人間とは一度も出会いませんでした。

H24/5/13


  
こちらが購入した入浴券(カード)    しかし、入るためにはこの入り口ですぐ使うことになるんです。さようなら〜カードちゃん。    内湯の画像。美しい蔵王カラーのお湯です。

  
こちらが内湯の湯口。しっかりお湯の成分を主張しています。   名物の露天風呂。やや熱めでビリッとしました。朝一番で全て貸切でした。  湯口は浴槽の中央と奥にある石湯口。